北陸の旅

今回は北陸に冬の味覚を求めて・・・が目的なのだけど、
冬タイヤ持ってないので電車で・・・
北陸方面と言うだけで、特に行き先も宿も決めてない気ままなもんだ。
気まま過ぎてなんと!デジカメ忘れるし・・なので写真はケータイ画像です。


北陸を目指す途中で久しぶりの日本海と対面・・・・冬なのに穏やかだ・・・
信越線 青海川駅 ローカルな鈍行列車の車内より。

ちなみにこの写真、はてなキーワード青海川駅」に投稿したら載りました
駅の後ろはすぐ日本海な駅、荒れた日は波しぶきが飛んできそう


列車を何回か乗り換え、富山県高岡に到着。
一度氷見ブリと言うのが食べたくて、その氷見に行くための乗換駅です。
氷見方面行きのバスを探して人に聞いていたら、目の前で発車してしまう・・
氷見線の列車もバスも次はしばらくない・・・
あううう・・・気を取り直してレンタカー(フィット)を借りて氷見に行く。ブリブリ寒ブリ!!
氷見漁港内にある道の駅に直行・・・ここの「ブリ尽くし」料理を狙って・・・


http://www.kaisenkan.com/


写真は道の駅「氷見」氷見フィッシャーマンズワーフ 海鮮館さんより

寒ブリの鰤しゃぶ定食 ¥3.675−




昼飯食べずに腹ペコでここに着いた午後2時過ぎ・・・
「料理は全て売り切れ」・・・


・・・平日なのに・・・
来る途中の、列車の車内販売で回ってきた「ますのすし」の誘惑を振り切って
空腹に耐えてここまで来たのに・・・


があああああーーーーんんんん


ボーーーゼンと空腹のまま立ち尽くす・・・


空腹で倒れそうになるが、気を取り直して事前にちょっと調べたところを思い出す・・
あーそうだ、魚市場の2階にある食堂がなんちゃらとか・・
という訳で、となりの魚市場2階にある食堂海寶(かいほう)で食事にありつく。
平日なのに結構行列ができていて、30分ほど待つ。あー腹減った・・

http://r.tabelog.com/toyama/A1604/A160402/16000060/

「中船定食」って言うのを食べる。¥1800−
時期によって料理の内容が変わるみたいだ。
魚の「あら」じゃなくて魚のブツ切り(サバとか)がブチ込んである「かぶす汁」美味しかった。
これ、すごくいいダシが出ているよー。
焼き魚はブリの塩焼き、お刺身はアジのお造り、ふくらぎ?がんど?(=イナダくらい?)が数点。
これはアジの方がはるかに旨かったですね。
ちなみに海寶さんのオーダーストップは午後三時。
追加料理はブリ大根。うんめー
富山流に言うと「キトキトな魚」たちに満足。
しかーし、いちばん食べたかった氷見ブリのお刺身は売り切れてたorz
あまりに腹ペコであったので料理の写真を撮り忘れる、よくあることだw


遅いお昼ご飯、とりあえずお腹が満たされてひと安心した。
道の駅氷見に置いてあったパンフの案内を見て電話して・・今夜の宿を七尾に決定、
氷見を後にして一路七尾を目指す。
国道160号線をフィット君と富山湾沿いを走る・・・なんか靄(もや)っていて
立山連峰とか全然見えなくて残念す。


レンタカーを借りる予算の都合上(軽以外でいちばん安い)フィットかビッツで
あることがほとんど。たまにスイフトとか。
レンタカーでくたびれたフィットばかりでCVTにあまりイメージが良くないが、
このあいだ借りたスイフト1200のCVTは新車なこともあり良かった。
新型デミオも乗ってみたいね。


七尾のホテルに到着、チェックインの際にフロントで
和倉温泉に日帰り入浴施設みたいなのありますか?」と聞いたら
「銭湯感覚で入れる和倉温泉総湯というお風呂がありますよ」と教えてくれた。
んじゃーそこを目指して身軽になって和倉温泉総湯を目指す。
地図はパンフレット程度しかないのでナビが頼りw


http://www.wakura.co.jp/


程なく到着、入浴料480円ナリ
シャンプーやらドライヤーも無料サービスあり。
飲泉もできるので飲んだらものすごいしょっぱい。
うんうん、いいお湯でした。
あとで聞いたら生卵を持って(買って)きて、入り口のお湯につけておくと
15分くらいで温泉玉子ができるとか。楽しそうじゃんw


晩ご飯は、昼が遅かったのであんまり腹減ってない。
適当にスーパーで買ってきた惣菜と、ますのすしおにぎりを部屋でパクつく。


次の日には帰るつもりでいたけど、朝起きたら予報に反していい天気じゃないか。
せっかくだから能登半島で遊びたくなって、
レンタカー屋さんに24H延長の申し入れを電話したら快諾してくれたので日程延長決定。


全然予定に入れてなかったけど、念願だった「千里浜なぎさドライブウェイ」を走る。

有料かな?とカン違いしていたけど無料でした。


ここね、最高に気持ちいい。

俺の選ぶ「日本の道ベストテン」に入ることになった。
自分の車だとちょっと塩っ気と砂はカンベンだけどレンタカーなので・・
バイクもチェーン駆動なので砂はちょっとなあああーーー


時計を見たら輪島の朝市(昼まで)に間に合いそうなので輪島に向けてGO!
能登有料道路でひとっ飛び!が、対面通行がほとんどなのでガックシ


さて、輪島に到着


なんかもう片付け始めてるじゃん・・人もいないし・・・


ああーーー蟹とか売ってるなあ・・・
「お兄さん、もう仕舞いだから安くしておくよ」と強引に活蟹をつかまされる。
「これもってごらんよほら、重いだろう、身がいっぱいで美味しいよ」
いやね、素人が持ってみたって判んないって。
渡すとき故意にドスンと手渡しするんじゃねーよ
そんなんで「あー重いですねー」なんて思うヤツいないって
ま、そこそこ安いし家に送るか、と軽い気持ちで活蟹を買って宅配便の手続きをする。
実際は、たいして身は入ってなかったけどね。


輪島塗の製品なんかは素晴らしいね・・・高いけどお盆なんか欲しかったな。
箸ぐらいだな、買えるのは。夫婦箸を買った
ところで輪島には過去バイクで一回、鉄道で一回来てるんだ。
鉄道はいつの間にか廃線になったんだね


輪島駅のメモリアル


ちょっとあんまりだろ?
なんだか適当に金かけないで作っておけ、みたいな。


輪島を出て能登半島の先端、禄剛崎をまわって軍艦島(見附島)に着く。
ま、冬なのでどこにいっても人がいない〜〜




恋路海岸のそばの廃線になった恋路駅の跡

旅ノートが置いてあって、廃線を残念がる書き込みが多かった。
旅バイク乗りには有名な「駅ノート」の作者さんのイラスト入りノートはありませんでした。残念・・・


20数年前は夏真っ盛りだったので、どこ行っても人がいっぱいいたけど・・・
昼ごはんは恋路海岸すぐそばのお店で食べる。
何気にうどん美味しかった。
店の人も「夏も人が減ったわよーー」と言っていた。


その昔、ボンビーツーリングで通行料金が高くて渡れなかった能登島に渡る。
いや、ただ橋を渡って見たかっただけ。
(あのときウン千円もした橋を今渡ってるぜ、タダで・・・)
いつの間にか能登島に架かる橋が2本に増えていたね。


能登半島って広いなあーーーもう夕暮れだ。
夜はまた七尾のホテルに泊まり、評判がいい、という回転寿司に行く。
カワハギの肝あえの鮨がうまかったなー。
回転する寿司屋さんの割には美味しかったです
俺、海釣りもやるけど秋〜冬場のカワハギは肝が最高ですよ。じゅるw


翌日、蟹を自宅で受け取る都合で高岡を11時の汽車に乗らなければならん。
心残りのブリしゃぶがどうしても食べたくて、七尾から氷見に戻る。
氷見に戻る途中で立山連峰北アルプスが見えた。
あんまり良く見えなかったけど、うれしい。



また氷見の道の駅に寄る。
(朝からブリしゃぶなんかやってないだろうなあああ・・と思いながらちょっとは期待するが)
・・・食事は無情に11時からだと・・・
・・・もうあきらめました。


しかし朝から観光バスの団体が大挙してやってきて魚屋さんブースは大賑わい。



やけくそで


キロ4千円、11キロのブリを丸ごと買おうと思ったが、嫁さん(スポンサー)に阻止される。





10キロ以下ならキロ当たりが少し安くなるので8〜9キロくらいのを買おうかと思ったけど、
やっぱりスポンサーの許可が出ない。
涙を飲んでウン千円で刺身用のブロックを買う。いや買ってもらうw
これを家に帰ってからブリしゃぶにしたら旨いのなんのって!!!
あっという間に平らげてしまったよー
ブリしゃぶは、土鍋に昆布と水を入れて煮立たせただけのシンプルなもの。
さっと身を出汁にくぐらせポン酢で食べた。本当にほっぺが落ちそう・・・


ここ氷見道の駅は、まあ観光客相手だけど、安くてモノは良いですよ。
あと買って持ち帰ったのは、特大「ブリかま」とブリの味噌漬けとスルメイカ
スルメなんて大型で肉厚で甘くて美味しかった。
ワタでイカの塩辛作ったけど、こんなにきれいで美味しいワタは初めてだ。
鮮度が良いイカだと、調理した後の手の匂いが気にならない。
バター焼き、刺身、塩辛、から揚げで堪能しました。
かまは大型氷見ブリのものだったので、脂ノリノリで最高でした。
ブリの味噌漬けも美味しかった〜〜〜、これパックに入ってるので親戚へのお土産に買えばよかった。


あと土産で美味しかったのはホタルイカの沖漬け。これオススメ。