ロングツーリング2007年しまなみ・阿蘇・四国その7 九州から四国へ

高千穂で思い出に浸り、そのまんま宮崎県内の親戚宅にお世話になる。
「朝ごはん食べていきなよ」「ん〜〜もたれるからいいや」と早朝出発。
前回と同じく佐賀関から四国に渡る予定で、朝で空いている宮崎県内を北上


気になっていたけど前回立ち寄らなかった場所に立ち寄る。
九州にはふたつの「トトロ」があるのです。
ひとつは宮崎県・日豊線の「土々呂」駅。
そしてもうひとつが・・大分県・猫バスのバス停・・・

国道から1キロくらい入った、ごく普通の静かな山奥の農村です。

映画「トトロ」のイメージは狭山地方とか言う話ですが、こっちの方が断然・・
小さい子が見たら喜びそう・・・信じそうだよなあ・・「ここが猫バスのバス停でしょ!」って


さて、ととろを後にして一路佐賀関を目指す。
途中、臼杵石仏の近くのコンクリ工場からミキサー車
いきなり目の前に飛び出してきて俺はフルブレーキング。
この野郎、絶対こっちの事を見ているくせに出てきやがる。
もうこういうシーンに何十回も何百回も遭遇した気がする。
ちょっとブレーキが遅れていたら突っ込むところだ。
こんな所で「餌食」になってたまるかっての。とりあえず抜きざまに中指を立てておく。


無事に九四フェリーに乗り込みしばしの休憩・・・バイクはまた俺一人・・・ロンリ〜

船は四国・三崎港に着き、あのメロディーラインを堪能する!!!
やっぱりこの道イイ!!!絶対イイ!!
今回は事前の情報で、途中の道の駅「伊方きらら館」に寄り道。

ここの「じゃこカツ」が絶品とかで。
え?「じゃこ天」じゃねーのかYO!と疑問の諸兄、時代は「じゃこカツ」なのよーw
じゃこに野菜を切り刻んだものを練りこみ、衣をつけて揚げた物です。



欲張りなのでじゃこ天と両方買い求めて・・食べる・・・
左のコロッケみたいのがじゃこカツで、右がじゃこ天ね。
揚げた手熱々・・う・・「じゃこカツ」・・・まじでウマいっす!!
ホントにうまいです!!しあわせ〜〜〜〜〜
(各一枚100円)
じゃこカツもう一枚追加!!5枚くらい平気で食べれそう!
・・・これが朝飯代わりですなw



さて、メロディーラインを走りきり夜昼トンネルwを通り大洲まで行く。
前回は肱川を海に向かって走りましたが、今回は逆に山の中へと走ります。
あこがれの四万十川、その源流を訪ねて更に山の中へ・・・
初めて対面した四万十川は、なんかもう上流過ぎて普通の小川状態w
更に集落をぬけて細い道をあがる・・・
四万十源流(水源地)の標識が出てきた・・

もうなんか小さな沢みたいな感じに・・・
この先はオフ車じゃないと行けなさそう・・・で水源地は断念・・・
そうして今度は四万十川沿いに下っていく。
時間がゆっくり取れれば川沿いに海まで行きたいのだけど。
次回はぜひ夏に四万十で水遊びをしたい。


四万十川を離れて太平洋側へ向かい、土佐久礼の街へ到着。

この街、久礼は若くして亡くなった漫画家、青柳祐介氏の名作「土佐の一本釣り」の舞台。
連載当時、厳しい海で生きる男たちとその女房たちに深い影響を受けた。
一度は訪ねてみたい街でした・・・惜しい漫画家を亡くしました・・・


街中にある大正町市場の「浜ちゃん」でカツオのタタキ定食を食べる。

もう3時過ぎていたのだけど、市場はもう店仕舞いだよーーー早いねーーー
バイクなので、お土産にまさか生ものは買えないしね・・・・
ちょっと市場も観光客相手がすぎるけど、ま、しゃーないか。


・・・もう夕暮れだけど宿を決めてない・・・
市場の駐車場でツーリングマップルに載っている目ぼしい(=安い)宿へTELをかける。
高知市からちょっと離れたところに無事取れた。
香南市サイクリングターミナル、海が見える宿です。
施設は・・・・古いw・・あの今治のイメージでいると・・う〜〜ん・・
でも晩御飯も出してもらえて良かった。
晩御飯つきで、5千円ちょっとだったし、温かい料理だったしネ。


宿は俺を入れて三人で、俺以外はお遍路さん。
初めてお遍路さんと話をしました。
結構ねー、陽気で面白い人たちでびっくり。
勝手にお遍路さんのイメージって、なんて言うかストイックな感じかなあ??と思ってた
一人はオジサマで、もう数十回達成してるとか!!
もう一人は初チャレンジのご婦人。
二人とも徒歩でのお遍路さんですって!すごいですよねー
一日に回れる札所は大体2〜3ヶ所がいいところらしい。
所要日数は早い人でも30〜40日はかかるんだって。
オジサマは八十八ヶ所のルートも、ひとつひとつの札所も
その近辺の宿も全部記憶していてすごい人。
・・・お遍路マニアがいるとは思いませんでしたYO!・・・