ロングツーリング2007年しまなみ・阿蘇・四国その6 高千穂

やまなみハイウェイで悲しい事故現場に遭遇して意気消沈・・・
だが、あたりまえに「生きて帰ること」が自分の最大のテーマであると再認識。
阿蘇から宮崎・高千穂に抜ける。


宮崎県北部の山深い神話のまち、高千穂。
高千穂峡とか天岩戸神社なんかが有名ですね。
国鉄時代、延岡より高千穂まで「高千穂線」というローカル線がありました。
ご多聞に漏れず赤字ローカル線第三セクターに転換されて
高千穂鉄道」と言う名で営業されていました。
2005年9月の台風14号により多大な被害を受け運休され、
つい最近、営業再開を断念した・・・「廃線」ということです。





ロッコ鉄道で再開を準備している、と言う話です。
しかしですね・・・高千穂から延岡まで国道を走ってみると
以前に比べて格段に道路が良くなっている。
もうね、鉄道に比べてお金の掛け方があからさまに違い過ぎてね・・・
道の駅にはきらびやかな最新式の洋式トイレとか
国道から脇に逸れて全然交通量のない道の先には、考えられないほど豪華な新しい橋とか。
もう自治体も住民もとっくに鉄道を見切っているのでは・・??
・・・だから観光客が相手のトロッコ鉄道ということか。


国鉄高千穂線に乗って、五ヶ瀬川沿いにのんびり走って、
観光客向けに高千穂鉄橋上で徐行して解説してくれたなんて・・・もう過去のいい思い出に・・
高千穂YHの旗振り見送りも楽しかったなあ・・


↓当時、「東洋一の鉄橋」と言われた高千穂鉄橋


↓橋もズームでよく見ると錆びて老朽化が始まっている



↓放置プレイとか言ってる場合じゃないけど、放置された車両・・

「延岡」行きの行き先字幕がものすごく悲しい・・
この列車が延岡に行くことはもうない・・・・なぜなら途中で線路が途切れているから。


これは昔の思ひ出の一枚

Z400FXで行った九州ツーリングの途中、国鉄時代の高千穂駅1982年7月撮影
コロナバッグとUSアーミー振り分けバッグw

この九州ツーリングの最中、長崎の大水害があって(1982年7月23日〜24日)
めがね橋が破壊されたその日は鹿児島から宮崎県内に移動中。
ん〜〜と・・・都井岬YHに投宿中かな。
ルート選定のとき、南九州を重点的に回る計画だったので、まだ良かったかも。
九州北部を回っていたら・・・ガクブル
でも九州南部もひどい雨が続き、がけ崩れで通行止めとかあったっけ。