ロングツーリング2007年しまなみ・阿蘇・四国その3 尾道

さて、しまなみ海道を渡りきり、あこがれの街、尾道に到着


駅前で写真を撮るときは気が付かなかったけど、なんだーーー後ろに城があるでないか!
・・・はい、切れてしまってますね・・・



ウン十年前、よく利用した東京発九州行きの夜行列車のうち、
この尾道あたりで朝を迎える列車もあったっけ。

ホームタウンまで切符をちょうだい
ちょうど夜明けに着く汽車の


「ホームタウン急行」
作詞/山川啓介 作曲/佐藤健 編曲/坂本龍一
歌/サーカス

この「ホームタウン急行」の歌を聴いたとき、真っ先に浮かんだのが「尾道」だった。
夜中に停車する列車でもなぜか目が覚めて外を見ると「おのみち」なんだよなー
山陽線もこの辺りは瀬戸内沿岸を気持ちよく走る。
子供心に「海のすぐ近くの駅」と刷り込まれていてお気に入りの駅だった。
そして映画による尾道ブームは皆さんご存知でしょう。
ワタクシも大林監督の「転校生」、とても好きであーる

↓↓よくある尾道の風景、山陽線国道2号線、背後に迫る斜面と。


バイクを預けて、ライダーウェアからウォーキングに適した服と靴にチェンジ。
まずは尾道がよく見渡せる千光寺公園へ歩いて登る。
ロープウェイだかケーブルカーがあるらしいけど、健康体であるなら勿体ないヨ。



狭い階段を登って、ふと振り向くと街の向こうに尾道水道が見える・・・



これだよなあ・・・いいなああ・・・
だけど実際住んでいる住人にとっては、特にお年寄りはつらそうに歩いてた・・・
途中、空き家って言うか「廃墟」が結構目に付く。
「住むこと」と「観光」のギャップ・・・



尾道のビューポイント千光寺公園から尾道水道を見る




まあ、よくある尾道の写真の風景だけど、実際そこに行って見ると感動するなあ。



御袖天満宮


説明不要の御袖天満宮の石段(笑
転がったら死にそうな急勾配であるね。
知らない人に説明すると、映画「転校生」で石段を転げて男女が入れ替わるシーン・・が撮影された場所。


さてひとしきりお寺巡りなどしてお腹がすいたので
お約束の尾道ラーメンを「壱番館」さんにて食べる。

豚の角煮かと思うほどの厚みのチャーシュー!!
スープも麺もうまいっすよー、最後の一滴まで飲み干した。


美味しかったラーメンの余韻に浸りながら、風が気持ちいい海沿いに出て歩く・・・
なんだか地元の人も老若男女問わず、堤防沿いでやけにマターリしてる。



水道の向かいの向島へ、フェリーがひっきりなしに行き来する。


学校帰りの高校生が友達と「じゃあーねー」なんて(多分)言いつつフェリーに自転車で乗り込む。
郵便カブ号も行ったり来たりだ。
きっと何十年も同じ光景が繰り返されているんじゃないか、と思う。
だから時間が止まったような錯覚に陥り、何時間でも見ていたい風景だぬ


フェリー代を見て〜・・これこそ足代わりな船ですね。100円しないんだもん
運航時間「ひんぱんに運行」ワロス、まさにその通り


なんか離れ難いなあ・・・尾道から・・・
しかし旅人であるが故、留まる事は許されない・・・?


尾道水道がよく見えるビジホ泊

はてなさんが写真の容量を大幅に上げてくれたので、写真を貼り直したり追加したりしてます
ご了承ください。(管理人・2008年11月)