榛名富士登山

大げさに言うと罪滅ぼしのような贖罪のような禊のような登山


1970年代に東京の墨田区立の中学生だった頃、榛名湖畔で二泊三日の林間学校があったのです。
キャンプファイアーやフォークダンスオリエンテーリング、肝試しなど色々行事があって
その中でメイン級だったのが榛名登山でした
登山当日朝の点呼で「体調不良の人は申し出るように」と言われて、
登山が何だか嫌だった私は事も有ろうか仮病を使って登山をケーブルカーにしてもらいました。
皆がひーこら言って登っているのに楽チン登山のうしろめたさ・・・
40数年経った今でも「それ」は消えません
残りの人生もそんなに長くありませんから、そういった過去のわだかまりを解消したくて。
そんな思いを隠してカミさんを榛名登山に誘ったら「行く行く」とうれしそう


行く前に調べたら登山コースは標準50分程度とあるし、標高差は300メートルくらいだから
ちょっと膝の悪いカミさんでも大丈夫かなと

榛名湖畔ではGC/GFインプのオフ会でもあったようでインプレッサだらけです
私が過去に乗っていたカシミアイエローのWRXとかもいてテンション上がりました


登山道の入り口です

比較的整備されていてまあ登りやすいですね、家族連れもたくさん登ってました
体力のないカミさんに合わせてのんびり登って一時間程度で登れました。
展望台からは遠くに富士山まで見えて苦労して登った甲斐がありました


カミさんの疲労もあって下りはロープウェイで


帰りがてら今回の登山理由を説明したら
「あたしはアンタの罪滅ぼしに付き合わされたのか!」と憤慨していたので
孝行に伊香保温泉に立ち寄りました
温泉につかって良く揉んだらあら不思議、私もカミさんも翌日に筋肉痛のひとつもなかった