オノ・ヨーコさん
「ロックが世界を変える・・と言ってあなたが熱唱してくれたイマジンを、
私は決して忘れることはありません」
トータス松本さん
「そのまま書けば、言葉が出ない。 それに尽きる。
音楽やその他の大切な事を「わかってる」人が、ひとり亡くなってしまった。
もう一度、いっしょに歌いたかった」。
「どうぞ安らかに」。
「夢の中で、またいっしょに歌わせてください」。
ゆずのお二人
川村カオリさん「スーパースターが逝っちまった・・・」
「ロケットに乗って
雨上がりの夜空に消えちまった
おいら悲しくて涙もでない」
「愛し合ってるかーい!」
2004年に乳がん手術を受け、昨年10月にがん再発を明かした歌手・川村カオリさん(38)が 5日、東京・C.C.レモンホールで入場収入の10%をがんと闘う活動に寄付する
チャリティー&デビュー20周年記念コンサートを行った。
現在、リンパ節、骨、肺の3カ所に転移し、手術が不可能なため点滴での抗がん剤治療を続けており、休憩を含め3時間となった長丁場のライブでは座っての歌唱。
14年ぶりとなった同所(旧渋谷公会堂)でのライブに「また、渋公でできてうれしい。
見ての通り元気です」とアピールした。
「愛し合ってるかーい、Baby!愛し合ってるかーい!」と
2日に亡くなった忌野清志郎さんの“決まり文句”でファンに呼び掛け、「ZOO」を熱唱。
「あなたとの思い出に、ろくなものはございません」
甲本ヒロトさんきよしろー、えー、きよーしろう!
あなたとの思い出に、ろくなものはございません。
突然呼び出して、知らない歌を歌わせたり。
なんだか吹きにくいキーのハーモニカを吹かせてみたり。
レコーディングの作業中にトンチンカンなアドバイスばっかり連発するもんで、
レコーディングが滞り、その度にわれわれは聞こえないふりをするので必死でした。
でも今思えば、全部冗談だったんだよな。うーん。
今日も「清志郎どんな格好してた?」って知り合いに聞いたら、
「ステージ衣装のまま寝転がってたよ」っていうもんだから、
「そうか、じゃあおれも革ジャン着ていくか」って来たら、なんか、浮いてるし。
清志郎のまねをすれば、浮くのは当然。でもあなたは、ステージの上はすごく似合ってたよ。
ステージの上の人だったんだな。
一番最近会ったのは、去年の11月。それは、ザ・フーの来日公演で、武道館の。
その時、あなたは客席の人でした。ステージの上ではなくて。
沢山の人が清志郎にあこがれるように、あなたはロックンロールにあこがれていました。
僕もそうです。
そんな一観客としての観客同士の共感を感じ、とても身近に感じた直後、
あなたはポケットから何かを出されて、それは、業界のコネをフルに生かした、
戦利品とでも言いましょうか、ピート・タウンゼントの使用するギターのピックでした。
ちっともあなたは観客席の1人じゃなかった。
ぼくがあまりにもうらやましそうにしているので、
2枚あったそのうちの1つを僕にくれました
こっちじゃねえや、これだ。ピート・タウンゼントが使ってたピックです。
これはもう、返さなくていいね。納めます。ありがとう。
一生忘れないよ。短いかもしれないけど一生忘れないよ。
それで、ありがとうを言いに来たんです。
数々の冗談、ありがとう。いまいち笑えなかったけど。はは・・・
今日もそうだよ、ひどいよ、この冗談は。うん。なるべく笑うよ。
そんでね、ありがとうを言いにきました。清志郎、ありがとう。
それから後ろ向きになっちゃってるけど、清志郎を支えてくれたスタッフの皆さん、
家族の皆さん、親族の皆さん、友人の皆さん、最高のロックンロールを支えてくれた皆さん。
どうもありがとう。どうもありがとう。
で、あと1つ残るのは、今日もたくさん外で待っているあなたのファンです。
彼らに、ありがとうは僕は言いません。僕もその1人だからです。
それはあなたが言ってください。
どうもありがとう、ありがとう