餘部鉄橋、架け替え

兵庫県日本海側を走る山陰本線
そこに知る人ぞ知る有名な古い鉄橋があります
餘部鉄橋と言いますが、架け替えるそうなのでその前に訪れてみました。


お昼に仕事を終わらせて、その足で東京から「のぞみ」に乗り込みます。
春休み突入と言うことで車内は子供連れで激混みでしたあああ・・・
(かろうじて座れたけど立ち席の人、多数)


新大阪で特急に乗り換えて一直線で今夜の宿・城崎温泉へ・・・
名作「城の崎にて」なんてむか〜〜〜〜し読んだけど内容は忘れた。
「山手線にはねられ、静養に行った城崎・・・」??みたいな感じだっけ??

城崎温泉駅に着いたらもう夕暮れです・・・
宿を決めてないので、とりあえず案内所で素泊まりできる宿を紹介してもらう。
経験上こういう案内所は決して安くはなく、且つキレイでない宿を紹介するのはデフォだなw
いや、お金に糸目を付けなければ勿論そんなことはないのだけども。
特に今は松葉ガニシーズンの最後らしく、一泊軽〜く2万円以上ですね!


紹介された宿(ま、予想通りの宿)に入り荷物を置いて、外湯巡りと行きますか。
宿でタダ券をくれるので、その気になれば全湯制覇(7か所)も
浴衣・丹前に下駄をカランコロン鳴らして〜〜


これは駅そばの「さとの湯」

ここは大きいですねー
でも見るからに混んでるのでパス


城崎のイメージ通りの場所って言ったらココ
大谷川(大谿川)沿いに老舗旅館が立ち並ぶ




その川沿いの「地蔵湯」

空いていそうなのでIN
ジモティな爺さまばっかりでしたw


ところでお腹が空いていたのでちょっと食事を。
通りからちょっと奥に入った小料理屋さんへIN
カウンター4席と小さい座敷があるホントに小さな店。
おかみさんもお客さんも気さくな人で直ぐ一員として溶け込むワタクシ・・
看板メニューらしい?かに釜飯を頼む。
出来上がりに30分かかると言うのでビールとつまみをいただく。
料理も美味しかったですねー
裏メニューの、天然わさびの葉っぱの浅漬け?の一品なんて最高でした。
香りも味も良くって、あれでお茶漬けしたら・・・じゅる・・・
かに釜飯も風味豊かでおいしい・・・


呑んでしまったらもう風呂などは入れません・・
外湯巡りは一軒で終わりに・・・(全然、外湯巡りになってないじゃんw)
宿に帰って爆睡・・・


翌日はメインの餘部鉄橋へと

明治45年(1912年)に完成
高さ41,5m、長さ310,7m
今春から架け替え工事が始まる・・・

3月末から架け替えのための工事が始まるようです。
昔から一度行ってみた〜〜い場所のひとつでした。
この歴史ある建造物を、この目で見ておきたい気持ちで急きょ決定。
ニュースなんかでもやっていましたが、スゴイ人出!!


鉄橋を撮影する通称「お立ち台」付近は撮り鉄で特にすごい!!
城崎から朝の下り初電で行ったのですが、もうすでに場所がない!
けど何とか撮りましたああああ

なんかよくある写真になってしまった・・ってみんな同じところで撮ってるからw


さて、人の多さに辟易しながら駅から下って橋をウオッチ



う〜〜〜ん・・・ホレボレするですよ・・・
よくぞまあ明治時代にこんな立派な橋をねえ・・・
手入れも大変なんでしょうかね。
架け替える、と言うことについては色々意見があるようですね。
橋として別に寿命を迎えるわけでもないのに架け替えが必要か、とか
風に弱くて運行に制限が多いので架け替え、とか。
メンテに費用がかかるとか。
あの悲しい列車転落事故は、決して橋のせいではないと思うけど。
無くなってしまうのは至極残念です。


言わずと知れた日本三景のうちの一つ、天橋立
ま、せっかくなのでちょっと寄り道ということでw


天橋立が一望できると言う山へリフトで登る。往復で850円
並行してモノレール(と言うほどのものではないけど)もある。
いや、眺めはすばらしいですよ〜〜
造形美は自然の驚異ってやつですかね。



これはリフトを下りながら撮影


時間的に余裕がなく、もう帰路に向かう。


新大阪でお土産を買い込み
帰りののぞみでお腹が空いた・・ので、ひとつ食べちゃえ!!


鯖の柿の葉すし
大阪ってこう言うお鮨が美味しいですよねー



切符は旅好きの人に教えてもらった周遊切符(昔の周遊券)を購入

北近畿ゾーンという切符です。
これで餘部〜城崎〜天橋立あたりを遊ぶのにバッチグーでした・・・


もっとゆっくり時間をかけたいですなあ。