片岡小説

大藪さんの話が出たので、バイク乗りとしては・・やっぱり片岡義男さんです。
片岡小説の影響でバイクに乗り始めた人とか、過去にきっといたと思います(笑
バイク小説として一躍脚光を浴びたのは「彼のオートバイ、彼女の島」。
のちに角川映画化(1986)もされた。


バイク便(と言うかプレスライダー)で働く青年コオが、ツーリング先でミーヨという
ステキな女の子に出会う、と言うストーリー。


全編にちりばめられたバイクがカワサキの650RS。
作者はこのダブサンを、まるで生き物であるかのような表現を随所でカマす。
二人の出会いの場面や再会のとき(混浴の温泉!)のシーンも楽しい。
ある意味、人との出会いを求めてツーリングに旅立つのですから、
こんな女の子と知り合いたくてボクも出かけていた訳です。
ちなみにボクのこの年代の愛車は74年製カワサキ750RSでした。


空冷4シリンダー、そのシリンダーヘッドでは2本のカムシャフトが計8本のバルブを駆動する。
ヘッドの作りは本格的なインナーシムタイプで、カムの山が直接バルブを押し下げる。
メンテナンス性のみに目をとらわれたロッカーアームなど存在しない。


えへへ・・・ちょっと片岡入ってる??(笑