第2回アコギ教室(笑

さて、勝手に第2回目です。
今回は難しいコードの曲を簡単にする魔法の技を。
いや、全然魔法でないです。すいません・・

カポタスト

カポタストは、普通「カポ」と言いますね。(写真)

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アコギを使う人にはお馴染みです。
まぁ、歌う時のkeyを調節したり、コードの書き換えに使うわけです。


前回の「いちご白書」(1/24)、カポが無ければオリジナルKeyは
Bm→F#m→G→F#7sus4→F#7な感じでバレーコード押さえっぱなしな。
これを2カポ(2フレットにカポをつける)にすれば、押さえは・・・
Am→Em→F→E7sus4→E7 あ〜ら簡単、ローコード。
このカポを使った場合の、コードの「書き換え」についてお話します。

オクターブ・サイクル

黒魔チック・・う・・いや、別名クロマチック・サイクルとも言います。
下に図を描きます。

(そもそもコードBmは2フレットをバレーしてAmの押さえ方です)
さて、お待ちかね書き換えの方法です。きちゃない図をしっかり見ましょう!
B(m)からA(m)には左廻りに二つ移動します。移動数が、カポをするフレット数になります。
この移動の方向(この図では左廻り)と移動数(二つ)を他のコードにも当てはめます。
すると、F#mの左廻りに二つ・・・Emですね。他も同様に書き換えます。
あたりまえですけど、書き換えるときは最初から最後まで書き換えませうw


#や♭のコードが良く出てくる曲も、書き換えすると簡単になりますネ。
例えばよくありがちな・・E♭がよく出てくる曲は、
カポ:3 コードCで弾くとか。左廻りに3つ移動ですね。


また、2台のギターで演奏するときなんかに使うと幅が出てイイですよ。
例えばEmで始まる曲の一台は普通にカポなしEmで。
もう一台はカポ:7 Play:Amで・・みたいに。