ガソリンの怖さ

福知山市の花火大会会場で15日夜、屋台が爆発した事故で3人がお亡くなりに・・・
さらに2人が重篤だそう・・・
被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。


ガソリン携行缶からガソリンが噴き出して、屋台の火に引火したのが原因と思われるそうだ。



ガソリンが熱くなると怖いですよ。


本当に噴き出しますよ。





恥を忍んで体験談を書きます。



その日、借りている畑の草刈りをしようと予備のガソリン(写真の1L缶)を持って、
梅雨の間の晴れ間、炎天下の中作業を始めました。
途中で草刈機のガソリンが無くなり、エンジンを止めて給油しようとガソリン缶の蓋(中ぶた)を不用意に開けた瞬間、
勢い良く噴き出したガソリンを上半身に浴びてしまいました。
今まで暑い中でガソリン缶を開けても精々「プシュ」くらいでしたので、完全に油断していました。
まさかあんなに噴き出るなんて想像もしていませんでした。
どのくらい噴き出るかというと・・噴水のよう・・といえば大げさですけど、
水圧のかかった散水ホースのガンを握った瞬間の「バシュっ!!」っていう感じかな。
缶入り炭酸飲料を思い切り振って栓を開けた感じにも似てる。
近くに火種があれば間違いなく私は火ダルマになっていたことでしょう。
ガソリン缶の注意書きにも、内圧をゆっくり抜いて十分気を付けるように書いてありました・・・
本当に油断していました。




当初、上のような1L入りの混合済みガソリン缶を購入していたのですが、
リッター300円オーバーとコストが高いので、今はガソリン携行缶にガソリンを入れてもらって、
専用の混合容器にて2ストオイルを自分で混合して使っています。





この携行缶にはちゃんと内圧のガス抜きバルブが付いています。
ガソリンを浴びて以来、しっかりと手順を踏んで慎重な作業をするようになりました。


決して他人事ではありません。


ガソリンを使う際には十分に注意しましょうね。