東北ツアー

例年のように黄金週間を仕事で過ごした後のお楽しみ?
・・・で、連休が取れたので今回は東北地方へと。
もちろん??ソロツアーですよ〜〜
クルマかバイク、どちらか迷いましたが行程中の天気予報が良くない・・とかで
日和ってクルマで行くことに。
初日は雨にたたられてクルマで良かった・・なんて思いましたが、
2日目からは良い天気で、ちょっと後悔・・・。


1日目 山形・山寺へ


さて、さんざんETC批判をしていましたが、クルマにはずいぶん前から付けてます(笑
バイクにはまだ付けてないけどねー
そのETC特権、深夜割を使うため高速ゲートを朝4:00迄に通過しなければなりませぬ。
深夜割は距離に関係なく、また所要時間等関係なく3割引です。


結構時間ギリギリに東北道の浦和料金所を通過、ほっとします。
気分的に楽になったのでマターリと走り、距離を稼ぐ。
途中休憩に入ったPAでヨタハチを見たですよヨタハチ!
今見ると、すんごいコンパクト!!
イマドキの軽自動車より小さいのでは??


何回か仮眠を取りながら、山形北ICで降りる。
目指すは「山寺」です。
朝8時の開門をちょっと過ぎたところで、いいタイミング。
なんでも駐車場キャパが少ないらしいので、早い時間でヨカッタ。



山門で巡拝料300円也を払い山深い中、石段を登り行く。




上の方に行くと石段も結構な急角度だ。

お年寄りにはキツそうであーる・・
かく言う私も途中で一回休憩した。
軽い気持ちで登り始めたけど、1000段くらいあるらしいです。
一段登るごとに一つ煩悩が消える・・と言うことで修行の一環か。




すごいところに建ってますね・・・
苦労して建てたのでしょうねー。


いい眺めです・・・風が心地よい・・




さて下りだしたら、かなり雨が降ってきて木々に雨の音がします・・・
・・が、木々の生い茂った葉っぱのお陰で全然ぬれません。
ちょっと足ががくがくする・・やばい・・クラッチ踏めなくなるかも(笑


山門のお店で「力こんにゃく」と言うものを食べた。
本来登る前に食べるのかな??
・・と言うことを聞いたら、「疲れた身体に栄養補給よ」ですと。ナイスフォローw
味はしみていて美味しかったよ。2本食べたw



ひとしきり雨が強くなる・・・駐車場まで逃げるように走って戻る。
ドジだよなー、傘をクルマに置いてきてしまったからね。


クルマの中で次はどこへ行こうかと思案・・・
予定っちゅうか、出発前のおぼろげ草案では「出羽三山」を制覇しようかと。
しかし、降りしきる雨でキャンセル。
地図を見て、最上川沿いに日本海まで出るルートを採る。



ライン下り、盛況ですね・・・

団体観光客でいっぱいのよう・・・


「五月雨をあつめて早し最上川
まさに五月雨の中、気分的に浸る訳ですな。
これぞ旅の醍醐味。

五月雨は緑色 悲しくさせたよ一人の午後は・・

BGMは故・村下孝蔵さんで。


下りの船は、ゆったりとそこそこの速度で流れているようだけど、
回送の川昇りはエンジン轟音を響かせてものすごいスピード・・・爆笑しますた。


最上川沿いの国道47号線は交通量が結構ある・・酒田へ行くと混みそう・・・なので
ここは最上川を逸れて秋田方面への短絡ルート、R345を通る。
こちらはガラガラで気持ちよいなあ・・・




さて、山形県の遊佐と言うところに到着。ゆざ、と読みます。
山形の北部、日本海側に面していて、すぐ北側は秋田との県境です。
遊佐未森さんの出身地かと思いきや、本人は仙台出身とか。
違うようですな・・・読みも(ゆさ)だし。


小学校の3〜4年頃でしょうか、その遊佐出身の男の子が
僕のいた千葉の小学校に転校生としてやってきました。
(この子は自己紹介で「ゆさ」から来たと言った気がするんだけど・・・思い違いかなあ・・)
それはさておき、いやああーーこの子、すごく水泳上手いのです。
すぐ近くが日本海ということでたぶん荒波で鍛えていたのでしょうか。
ちなみに「顔出し平泳ぎ」はこの子に教わりました。
っていうか顔出し平泳ぎなんてクラスで誰もできなかったので、もう彼はヒーローで。


当時は遊佐なんて地名を知る由はなかったですが、今でも覚えています。
よっぽど印象が強かったのでしょう、機会があれば来てみたかった場所なのです。


遊佐町のオフィシャル
http://www.town.yuza.yamagata.jp/


遊佐に着いたのはお昼過ぎ。
雨は上がったようだが、残念ながら鳥海山がかすんで見えない・・  


遅い昼飯をR7沿いの道の駅「鳥海」で食べようかと。
・・なかなか賑わってますよー
魚の浜焼き風のコーナーなんて人だらけ!でも美味しそう!!
・・なんか芋二回・・じゃない芋煮会コーナーみたいのがあって
大鍋で良い匂いを醸し出しているぞ!
でも芋煮ではなくって「肉もち」と言うそうです。竹の子やら、きのこ類や山菜、肉を入れて
仕上げにつき立ての餅を入れる・・・お雑煮の豪華版みたいな???美味しかったですよー


いかん・・腹が膨れたら眠気が・・・
クルマの中で横になる・・・バイクだとベンチとか芝生とか堤防とか(笑


いやだめだ・・もう走れない・・宿を探そう・・
道の駅に置いてあったパンフの宿に電話してOKをもらう。


鳥海温泉「遊楽里」公共の宿かな?
http://www.yamagata-yurari.com/


日本海鳥海山の両方を楽しめるそうな・・・山は見えないけどね。
温泉に入って、爆睡しました・・・


2日目 田沢湖・八幡平


前日はバテてしまって早寝したので早く起きた。
宿の窓から、昨日は見えなかった鳥海山がキレイに見える。
「これは写真を撮りに行かなければ」と思い、
4時過ぎあたりから山が良く見えるポイントを探す。

朝日が昇る前に撮りたかったんだけど・・・



宿の近くの十六羅漢岩・・・
岩場に彫ってあるのだけれど、よく見ないと分からない??



さて、お楽しみ鳥海ブルーラインへと・・
ここの景色は絶品らしい。

んがあああ〜〜〜
冬季(5月いっぱい?)は凍結防止のため、なんと朝8時まで夜間通行止め・・・
今は・・6時・・・2時間も待てないなああ・・・泣く泣くUターン。
気を取り直して今日の目的、田沢湖〜八幡平方面に向けて走り出す。


日本海沿いのR7を快調なペースで走る・・
左手には日本海、右手には鳥海山がきれいだ。
本荘から日本海を離れ、R105大曲方面へと。


今回の失敗は地図。
せっかく最新の東北地図を買っておいたのに、
事もあろうか間違えて10数年前の地図を持ってきてしまったorz
新庄や大曲あたりは古い地図には載っていない新しいバイパスの建設が進んでいて
迷いまくる・・・・
それに市町村合併で名前が変わってるところが多いねー
古い地名だとピンと来ても、新しい名前はヨソ者にはさっぱり。


途中の道の駅「なかせん」
なんでもドンパン節の発祥の地とか。
♪ドンドンパンパ〜ンドンパンパ〜ン・・若い人は知らないかw


角館・・・ゆっくり武家屋敷とか見たかったけど、
いかんせんクルマってバイクのように気軽に止められない・・
街なかは、道が複雑で迷ってるうちに街を出てしまうw
う〜〜む・・・また次回って事で。


田沢湖


水深日本一!423メートル!水がきれい!
湖のまわりの新緑がとてもキレイ。


たつこ像


角館でガスチャージするつもりだったのに、田沢湖まで来てしまった。
こんな山の中GS有るのかしらん???
この先八幡平方面には多分なさそう、ピ〜〜〜ンチ!!
たつこ像の前にあるお土産やさんでGSの場所を聞く。
店のおばあさんが教えてくれた。
「クルマなら3分よ」って・・・
実際は湖の反対側、13〜4キロありましたw
それ3分じゃ無理だってw


たつこ像からGSに向かう途中、湖になぜかサラシが。
(釣り的な意味で)サラシって言うのは、海とかで波が磯に当たり、空気が水中に巻き込まれ白くなる現象。
興味深々と見に行く。



おおう・・・田沢湖に流れ込む上部ダムからの放流らしい。
ものすんごい流れの勢い。



ここでウォーター(チューブ)スライダーやってみたい。死ぬかもねw


無事にガス補給を済ませ、R341を八幡平に向かう・・・
・・・向かってるつもり・・・なんかすごい急勾配・・・
・・・ホントに国道???え??乳頭温泉??・・・道を間違えたあああああ
かなりタイムロスって言うかガソリン高いのに勿体ないw
でも田沢湖の眺めが良かったので良しとします。


八幡平アスピーテライン


途中の秋扇湖、宝仙湖、このふたつの湖もキレイ♪
玉川温泉とやらを過ぎて、いよいよ今回の旅のメイン、八幡平アスピーテラインへと。


さっきまでは新緑がキレイ・・・なんて言ってたけど、
標高が上がるにつれ、春の雪解けしたばかり・・・って感じになる。
そう、まだ残雪があります・・・


頂上付近・・・ところどころ雪の壁が・・高いところで2〜3メートルでしょうか。
ちなみに路面はドライ、気温は10度くらいでしょうか。
アスピーテっていうくらいだから?硫黄臭があちこちからします。
バイクだと結構臭いがきつかったりして??
岩手山の眺め、もう最高!!!しばらくぼーっと眺めてた。




松尾鉱山



さて、廃墟マニアの聖地とまで言われている?松尾鉱山跡です。
アスピーテラインを盛岡方面に向かって下り始めると見えてきます。
ちょっと脇に入るとすぐです。

・・・誰もいません・・・昼間でも怖ひよー
怖いくらいなら行くなよって?w




う〜〜〜ん・・・シュ〜〜〜ル〜〜〜


立地的には高原のホテルかペンションでも似合いそうな場所。
この場所にこの大規模な廃墟のアンバランスさがそそる(謎


小岩井農場


言わずと知れた小岩井乳製品の本拠です。
・・・とっても観光地です。
向こうに岩手山が見えたりして良いロケーション。


ソフトクリーム美味しかった。


盛岡市内で会社研修生時代の同期会があるのでホテル泊。
夕方のニュースで、なんとか還元水の自殺で騒いでた。
そんな番組ばっかりだったから消してしまい、
ZARDのことについては翌朝のホテルのロビーで朝刊を見て驚いた訳だ。
惜しい人を亡くしたなあ・・・


3日目、今日は家まで直行、ひたすら東北道を走る。
3日間で合計1,500キロ。