初ゴケの記憶(遠い目

まだ雪が残っています。
気温が上がらないので、なかなか消えません。
バイク置き場のあたりが凍っていて怖ひ・・・


凍結と言えばバイクの初ゴケが凍結によるスリップダウンでした。
夏でも冬でも晴れでも雨でも雪でも何でもバイク!の時代があって、
その日も真冬なのにソロで箱根へ向かってツーリング。
バイクはカワサキの250cc並列ツイン。
家の近くの横浜新道に乗り、海沿いR134に出て西湘バイパスを走る。
当時はジェットヘル派だったのだが、冬は寒いのでバンダナで顔を半分隠して、
まるで西部劇に出てくる銀行強盗のようだ。
西湘バイパス西湘PAでお約束のうどんを食す。
もちろん堤防に乗り上がって海を見ながらネ。


世間はいわゆるバイクブームの真っ只中、冬なのにPはバイクだらけだ。
うどん店前はPから本線に向けてストレートになっていて
その脇の堤防の上にギャラリーがいっぱい。
元気よくウイリーしていくバイクもあり、やんやの喝采である(死語)
いつの間にか、そのストレートも本線合流の手前にシケインができた。
合流手前にシケインを作るなんて常識はずれ。


西湘を下りてR1の箱根湯元駅手前を左に入る、旧々道だ。
箱根の天気は良くて道端にチト雪は残るものの、日のあたるところはドライ。
順調に標高を稼ぎ、七曲りを過ぎてもうすぐお玉ヶ池と言うところ。
ここにもヘアピンの連続する区間がちょっとある。
日なたはドライなんだけどコーナーを曲がったところが日陰で・・・
前・後輪同時に滑ったようだ。
なすすべもなく路面にたたきつけられる。
訳が分からずにバイクを横にどかして道路を見ると、日陰部分が凍結していた。
速度が出ていなかったので、バイクの被害はウィンカーひとつ割れたくらい
痛さと、コケたショックで泣きながらウインカーの破片を片付ける。
人的被害はヒジとヒザに擦過傷・・・ぐらいで済んでよかった。


バイク人生初ゴケだったのでけっこう動揺したりして。