歌は世につれ・・天野滋さん死去。。。

ああ・・本当に悲しい・・大好きでした。
訃報が信じられない。嘘であって欲しい・・・涙とまらないよお
今さらながら青い涙の味がするよ。


天野さんはご存知NSPのリーダー。
一般的な表現では叙情派と言って良いでしょうか、メロディーと歌詞は郷愁を誘い、
(なぜか不思議なんだけど)浮かび上がる情景は、まるで日本の原風景のようだ。
純粋で朴とつな詩は得てして・・めめしい、とか言われたこともあっただろう。
しかしオトコノコの(隠している)弱気な部分をストレートに歌っていた、と思います。
それは・・実際は勇気が必要で、強い人にしか出来ないことだと思うのである。
引きかえ虚勢を張ることなんて誰にでも簡単に出来るのさ。ボクにだってね!


メインボーカルの天野さんは、歌が上手い下手で言えば・・
はっきり言って・・です。そんなこと皆知ってる!
だけど・・だけど・・そんなこと全然許せる・・超越してるって。
暖かみのある声がとっても好き。
あの歌詞にこの歌声、最強です。
唯一無二の存在。変わるものなんてこの世に存在しない。


ボクの少年時代に寝食を忘れたモノのひとつ、アコギ。
その時代にNSPのコピーもたくさんやった。
クラスメイト3人でNSPの真似っこもした。
ビギナーにも弾きやすい曲が多いので、入門に弾いた人も多いでしょう。


今でもほとんど毎日聞いていますよ、天野さん。
名曲の数々は、これからも人々の心に生き続けていきます。
星も見えない夜にだってキラ星のごとく光ることでしょう。


今日はもう会社に行かなければ・・休みたいような気分だけど。
仕事が手につかないことは明白だ。

天野滋さん52歳(あまの・しげる=フォークグループNSPリーダー)
1日、脳内出血のため死去。葬儀は近親者で済ませた。自宅、喪主ともに非公表。

1972年、出身の岩手県で「ニュー・サディスティック・ピンク(NSP)」を結成。
ヤマハポプコン東北大会で優勝したのちプロデビューした。
74年、自ら作詞作曲した「夕暮れ時はさびしそう」が大ヒットし、
70年代を代表するグループとして活躍した。87年に活動を休止したが、
02年に再開、今年3月にはコンサートも行った。


大腸がんで療養中だった。

写真、文ともMSN毎日さんより


若すぎる、早すぎるよ・・52歳・・・